さよなら、子宮筋腫

子宮筋腫と子宮をとった記録

手術の説明を受ける

初診から約1ヵ月後、手術の説明を受けるためにB病院を再訪した

毎度毎度有休を取ってもいられないので(手術で最低3週間は休むし…)、仕事は午後だけ休んで、慌てて病院へ向かった

 

どうにか予約時間に間に合う

初診のとき、ちょい間に合わなかった所為であんなに待たされたのではないかと疑心を抱いていたのだ

 

この日はそんなに待たされることなく、番号を呼ばれた

B先生に会うのは2回目だが…どんな顔かすっかり忘れていた(地味すぎて)

そして先生は図を用いて、腹式単純子宮全摘術の説明を始めた

 

そこで衝撃の事実が!!

なんと、腹を縦切り!!!

てっきり、横だと思っていたよ!!!!

縦だと、傷跡が目立つじゃん!!!!!

盲腸の時は横だったじゃん!!!なんで縦なの!!!!!!

 

私「え?縦、なんですか???(不機嫌)」

先生「横だと、取れないです」

 

マジか…

 

とりあえず、先生の書いた図を信じ、承諾する

確実に、へそから下に切り込み線を書いたもんね

へそを越えたら、右ストレートでぶっとばす…と本気で思っていました(テヘ

それでも、縦切りは憂鬱な気分になった

横なら下着で隠れるし、人によってはお腹の膨らみで目立たないかもしれないが、縦は嫌でも傷跡が目に入る

 

手術の同意書と、輸血の同意書を渡される

今書くのか?と聞くと、入院時に持参するように言われた

「何かご質問や聞きたいことはありますか?」

先生は尋ねるが、私の頭は右ストレー…いや、縦切りのことでいっぱいになっていた

このときから治療に関して私の頭の中は傷跡のことでいっぱいになり、他のことは全て二の次になるのである…

 

とりあえず今日はありませんと答えると、診察室を出た(この日は内診なし)

 

待合室(中待合ではない)で看護師から話を聞いていると声を掛けられ、二人で見上げるとB先生だった

他の患者さん待ってるのに、先生自ら外までお出ましか…優しいな~、っつーか、用があるなら他の看護師や事務員を遣えばいいのではないか…それとも、そんなに重要なことを伝えに来たのか!?私に言い忘れたことがあるのか?

怪訝な表情で見ると、先生はのたまった

「あ、これから術前検診があるので、それ受けてから帰ってください」

そ、そんなことだけを言うために診察室から出てきたのか…マジか笑

 

心エコーを受けることは聞いていたが、他に検診を受けるとは知らされていなかったので、最初の検査窓口で一言

「するとは思わなかったので、さっき小水、出してしまいました…」

なんとか搾り出す

その後、身長体重血圧測定、心電図、採血、胸部X線、肺機能検査(肺活量と努力肺活量)を受ける

肺機能の検査をする技師の人が、どう考えても私を殺しにかかっているとしか思えない所作で、笑いを堪えるのに必死になってしまった

そして不整脈持ちの私は心エコーを追加

心エコーやるんだし要らないように思うが、心電図は基本セットなのだろう

 

この日はそんなに遅くはならず、会計を済ませて帰宅する

次回は翌週、検査の結果を聞きに行き、麻酔科の説明を受けることになっている