術前検査の結果を聞く
術前検診を受けた翌週、B病院へ行き、検診の結果を聞く
「X線も肺機能も正常でした。肝炎や梅毒、HIVも陰性でした。…尿検査と血糖値がちょっとアレですけど、、まあ、問題ないので」
むむっ?尿検査も血糖値も、これまで健康診断で一度も引っかかったことなんてないけど!?
先週のことを思い返す
採血するとは思わず、ランチに鰻を食べていた…しかもあの日は遅昼で、採血したのは食後2時間という最も血糖値が上がる時間だったな…
尿も無理矢理、搾り出したっけ…とは面倒なので先生には言わなかった
異常値と言っても、大した数値ではないらしい
それから、最も不安に思っていたことを聞く
「心エコーは大丈夫だったんですか?」
まあ、普通に異常はあった笑
社会人になってからこのかた、心電図で正常だったことはないから
「手術ができないほどの異常ではありませんでした…(詳細も聞いたけど略)」
「はい…ホルターとエコーを受けて、投薬するほどではないって以前、C病院でも言われました。。まあ、手術受けられるなら問題ないですけど…」
そう、手術の時期をずっと先に延ばしたくない理由の一つに、不整脈持ちということがあったんです
「(加齢で弱っていくものだから)心臓は、良くなることはないです」とC病院の循環器科で断言されていたし
不整脈で手術が受けられないんじゃないかって、気になっていたんですとB先生に言うと、とっても勇気付けられる言葉をくれた
「まあ、私も不整脈とか出ますよ。仕事中とかも負荷がかかると」
おいおいおい!
とりあえず、私のオペ中だけはシャンとして!頼むわ!
どうやら、私がドン引きしていることはバレなかったようだ
それから、疑問に思うことを質問した
術後腸閉塞になったら鼻から胃や腸に管を入れて治療すると手術の同意書に書いてあるが、私、絶対に鼻から管は入らないんですが、どうなるんでしょうか
(注:かつて胃カメラで、一番細いカメラですら私の鼻は全く通過できなかった。管を留置するのは無理じゃないかと)
→それは最悪の想定で、そうなるリスクは極めて低い。あまり心配する必要はないと思う。その時はその時で、どうにかするし
輸血をされる可能性は?輸血を受けたときのリスクは?
→余程のことがなければ(私が受ける手術では)輸血にはいたらない
→(B病院所在地の)△△区と◇◇区で輸血を受けた患者で、○件の肝炎感染があって□件のHIV感染はありました。日赤でスクリーニングしていても、擦り抜けることはある(フツーに恐ろしいんですが…)
手術を受けた後、制限されることは?
→1ヶ月、湯船に浸かれない。自転車に乗れない。温泉や銭湯は3ヶ月ダメ。性行為も3ヶ月禁止
→運動や飲酒は、退院後は無理ない程度にOK
もしも手術直前に体調が悪くなったらどうしたらいいのか
→風邪を引いていても手術はできる。ただ、術後、肺の感染症を起こすリスクが高くなるので、延期した方がいい。だから風邪を引かないようにしてください
→直前に具合や都合が悪くなったら、病院に連絡してください
「次に来院するのって、入院する時なんですよね?…先生に聞いても分からないかもしれないけど、手術の費用概算って…」と聞くと、先生は手術費用一覧表を取り出した
そんなものがあるのか…
で、腹式単純子宮全摘術はおいくら万円かというと、ジャン!27万円!!
もちろん、健保使用の自己負担分で
って、他の処置代とか食事代とか含めたら、30万超えるじゃんよ!!!
精々、盲腸の1.5倍か2倍くらいだと思っていた…
(20代のときに虫垂切除済み。保険金10万-医療費で手残りがあったと親が言っていた)
あわあわ