さよなら、子宮筋腫

子宮筋腫と子宮をとった記録

麻酔と入院の説明を受ける

(同じ日の、続き)

 

予想していなかったが、麻酔科医は30代初め~半ばにしか見えない女性だった

まるで、城之内センセイやん…(注:ドクターX)

 

室内に誘われ、腰を下ろす

実は前日、「麻酔科の説明ってなんじゃい?」と思いググっていた

成り行き任せは性に合わないので、自分で調べられることは調べる方である

不意打ちで、新たな検査をされるのも嫌だし…

そして概ね、事前に調べたとおりに説明は行われた(机上には器具が並んでいる)

  • 手術室に入ると、まず硬膜外麻酔の準備をする。背中にこの管が入って、ここから麻酔薬が注入される
  • 硬膜外麻酔をするために、患者に体勢維持を手伝ってもらう
  • その後、全身麻酔をすると意識がなくなる。手術中はこのマスクをする
  • 麻酔薬を点滴し、眠る(マスクから麻酔薬が出ているんだと思っていた…)
  • その後、この気管チューブを挿れて人工呼吸をする
  • グラついている歯はないか?ある場合、手術中に抜歯することがある
  • 術後、吐き気が起こる場合がある。口内炎になる場合がある
  • 若いから大丈夫だと思うけれど、稀に脳梗塞や肺梗塞、心筋梗塞などが起こる場合がある。アナフィラキシーショックが起こる人がいる。術前に風邪を引いていたりすると、肺炎になることがある
  • 術後は硬膜外麻酔を持続的に注入する

目の前の挿管器具を見て、「これ、コードブルーやん!山Pか!」と思う

しかし、こんなのを喉の奥に入れられるのか…ちょっと待って、目が覚めたらチューブを抜くってこの説明書に書いてあるけど、それって、怖すぎでしょ…と思いつつ、麻酔の同意書にサインする

ちなみに20年ほど前に虫垂炎の手術を受けていて、その時は局所麻酔だったが、硬膜外麻酔は手順が似ているようだった

歯科医院はきちんと定期検診に通っているので、歯は問題ないはずと伝える

先回りしてB先生に聞いてしまっていたが、風邪を引くと手術が受けられないと城之内先生に言われる

 

それから入院サポートデスク行き、入院の説明を受けた

デスクでは病歴や生活リズム、環境、アレルギーなどあれこれ質問されるが、急に聞かれても思い出せないこともあるんだよな~

そして、婦人科の手術に用意するものの説明を受ける

  • 前開きの寝巻き、ネグリジェ いずれか1着(有料レンタルもあり)
  • 腹帯 2枚
  • T字帯 1つ
  • 昼用ナプキン10~12枚、夜用ナプキン3枚
  • 緩めのハイソックス 1組

子宮切除するっていうのに、そんなにナプキン使う!?と看護師に聞いたが、聞くだけ野暮だったか…彼女はそこまでは知らないのだ(婦人科の看護師ではない)

ハイソックスはどんなものでもいいのか、素材や厚さの指定はないのかと聞くと、何でもいいと言う

「お持ちでなければ、売店でも売っています。腹帯やT字帯も」

(ちなみに腹帯もT字帯もなんなのか分かっていない。帰りに売店を覗くことにした)

 

最後に、入院受付窓口にて高額療養費と限度額適用認定について説明を受ける

高額療養費のことは当然、知っているが、限度額適用認定って???

聞くと、高額療養費にあたる医療を受ける予定があって、健保に事前認定してもらうと、窓口で限度額までしか払わなくていいものらしい

これで、20万円立替払いしなくて済むじゃん!!!

早速、健保に申請しなくては!!!

 

 

(立替払いしたものが戻ってくるのは、約4ヶ月かかるらしい。健保によって違うとは思うけれど)