さよなら、子宮筋腫

子宮筋腫と子宮をとった記録

休暇の手続きをする

勤務先には1年くらい前に、手術を受けるかもしれないことを伝えてあった

3月になって、B病院で6月のオペ予約をしたと話すと、「夏まで待つなんて言わないで、すぐに手術受けた方がいいんじゃないの?」と上司は言ったが…

今、部内はそんなこと言えるような状況ですか???

フツーに、無理やろ…

私一人で、何人の面倒見てると思ってんの…課内だけでなく、地方の営業所の面倒も見てるんだぞ

まして、この繁忙期に…顧客と取引先に迷惑掛かるわ

子宮筋腫は死ぬような病じゃないし、日常生活に特段問題を抱えていないし、3ヶ月オペを延ばしてもね、、、既に数年、ずっとチャンスを伺っていたんだし

 

総務から診断書が欲しいと言われ、病院で取り付ける

この費用、私持ち

細々とお金がかかるな~

 

社内に、入院することや手術を受けることを知らせるのは極力避けた

何の病かと聞かれても、答えに困るし

子宮を取るんだよね~なんて軽く言うようなことじゃないし、言われた方もなんて反応したらいいのか困るだけだ

命に差し障りないし、わざわざ言う必要もなかろう

お見舞いに行きたいと言われるのもまた、面倒である

例えば、男性の同期社員が婦人科の病棟に見舞いに来ても…ねぇ…

 

案の定、あっという間に3月4月は過ぎ、GWに突入

手術をしたらしばらく無理だと思い、友人と旅行に行った

寺社を巡り、蕎麦を食べ、温泉に入る

しばらく温泉には入れないからな~

オペを夏にすることにしておいて良かった

仕事の閑散期だから6月にしたけれど、冬場に湯船に浸かれないのは辛い

足が温まらないと眠れない

 

休暇は、とりあえず3週間、申請した

退院したら、すっかり元気になっている自信があったんだよね

全く根拠はないけれど

だから『最高の人生の見つけ方』じゃないけれど、退院して職場復帰するまでの約1週間にやりたいことリストを作った

楽しみを作っておかないと、オペを頑張れないし

かつて盲腸で手術を受けたことがあるけれど、あの時は救急車で運ばれて、考えるでもなく翌日手術だったし

まあ、手術はフツーに怖いですよ

死んじゃう確率:0%ではないしね

手術を受けたらすっかり元気になると信じているけれど、失敗やら後遺症やらが0%ではないわけだし

ネガティブシンキングをしても仕方ないので、出来る限りポジティブに考えるよう努めた