入院6日目(手術から4日後)
夜中、ちょいちょい起きたが(看護師が巡回に来ると、どうも目が覚めてしまう)、入院して最もよく眠れた
そういえば、夜中に謎の放送が流れていたっけ
救急外来でEMコール?
恐らく医師の呼び出しだろうと、すぐに寝たが
朝、2回くだった便が出る
午前中、中学からの友人が見舞いに来てくれる
勤務先も含めB病院に入院することを教えていないので、他に見舞いの予定はない
(上司は入院先を知っているが、同僚はC病院だと思っているかも)
持ってきたプライアツのシューズが靴擦れしてしまい、ダイソーでクロックス風サンダルを頼んでいたんだ
それと、新しいパジャマ
新しいサンダルが届き、羽が生えたかのように歩くことができた
昼食はカレーライス
病院食は肉が出ることも多かったが、脂身のない箇所で(昨日の夕食の酢豚もヒレ肉を揚げずに焼いてあった)、カレーもパサついたモモ肉?だったが…1欠片だけ少し脂身が残っていた!
それが、マジで美味い笑
脂身ってこんなに美味いのか~あまりの甘美な味に、舌と脳が驚いてしまった
昨日飲んだ酸化マグネシウムが効きすぎたのか、3回もトイレに行ったので、この日は服用をやめた
新しい履物で調子に乗って、午後は院内を15周歩く
そして昼寝…日曜の昼下がり、台風が近付いていることもあって院内は静かだった
見舞い客も大半は、天気の良かった昨日に済ませていたようだった
散歩して気付いたけど、入院中、最もこの日の空きベッドが多かった
夕方、シャワーを浴びる
バスタオルがなくても、全く問題なかった
どのみち浴室内で着替えをする必要があったから、身体を拭ければタオルの大小は関係なかったのだ
初日だけバスタオルをレンタルしたが、その後は持参したフェイスタオルで身体を拭いた
そして、浴室の鏡を見て、脚や肩だけでなく、蕁麻疹が臀部にも拡がっていることに気付いた
しかも、左だけ
肩も腰も尻も、左半身にだけ蕁麻疹が出ている(正確には、右にも少しある)
そして、一番後から出現した臀部の蕁麻疹が最も深刻で、痒いを通り越して痛かった
熱を帯びている
半泣きで病室に戻り、軟膏を塗りたくる
看護師に見せると、彼女もアワアワ言っていた
範囲も広く、相当、酷い
坂口杏里の尻さえ、美尻に思えるくらいである
原因は思い当たっている
手術後、体位を時々変えてもらっていたが、ドレーンの所為で右を下にできなかったから、かなりの時間を左を下にして過ごしたのだ…その時、ベッドに身体が当たった箇所に蕁麻疹が出ていた
もちろん、その後も同じベッドで寝ており、このパラマウントベッドのマットは私の知る限り、最も硬いマットだった
ビジホでも、もうちょい当たりはいい
まあ、どんな体格の人が寝るか分からないし、病院としては耐久性重視だろうし、仕方ないのだろうが
ずーっと立って過ごすわけにもいかず、かといって横たわると尻が痛くて、不快でしかなかった
幸い、点滴を終えてからこの日まで、ロキソニンが必要なほど傷が痛むことはなかった
そして、この日以降退院まで、私は傷の痛みよりも蕁麻疹との戦いに疲弊してしまうのである(既に戦ってたけど)
ちなみに、この日が入院生活の折り返し地点だ