さよなら、子宮筋腫

子宮筋腫と子宮をとった記録

退院から14~22日後(術後4~5週)

この間は驚くほどの変化はなかったので、まとめて

 

日曜に件の従姉妹とスカイツリーへ行き、退院後、初のアルコールを口にする

ビアホールからは、スカイツリーが正面に見える

30階まで無料で昇れるのだからお得かな

その後、店を替え、近隣にある著名ワインバーへ行く

結局、ビールとワインを計4杯飲んだのだが…まあ、ほどほどに酔いましたよ?…但し、当日に二日酔いみたいな気持ち悪さがやってきた…まだ、正気なのに

これくらい気持ち悪い場合、吐くことにしているのだが…今の私は嘔吐厳禁じゃないですか…我慢するしかなかった

幸い、我慢できる程度の不快さだったけど

以降、ビール2杯までに留めることに決めた(自宅では飲まないけどね)

 

復職後の1週間は7時間勤務

1時間遅い電車は結構空いており、最寄り駅から座れたり、途中駅で座れたり

昼はもっぱら、弁当持参

暑さと、買い出しが大変なことと、食事のバランスが気になって

便秘になるのはゴメンだった

 

そうそう

酸化マグネシウムに慣れてきたのか、下痢はしなくなった

腹筋が戻ってきた感じがするので服用をやめようかな…とも考えたが、1ヶ月後検診で便秘していたら内診のときに痛いだろうし、先生に「薬出したのに、コイツ、また便秘してるわww」とか内心思われていると嫌なので、そこまでは続けて飲むことにした

(医者は何とも思っていないだろうが、患者は違う…男性に面と向かって便秘って指摘されて平然としていられるほど、面の皮は厚くない)

リラックスしていないと便が出ないタイプなので、職場でもお腹が痛い感じはするけれど…これが出ないんだ…薬を止めるのは怖い

幸い、朝は1時間遅れなので、すっきり出してから出社することにしていた

(それでも、日中、行きたい感じはする)

 

職場復帰した日に常勤取締役から「身体もそうだけど、頭は大丈夫なの?」と聞かれ、まだ入院ボケしているのか麻酔ボケが治らないのか、そう言われるまでそのことに考えが至らなかった

確かに、麻酔の後遺症に「痴呆」ってあったわ

ちゃんと、機能してるのかな??

この1ヶ月、頭を使ったのって、移動時に最短距離を考えるくらいだった

良いのか悪いのか、7時間勤務に戻った週は(本気で)頭を使うような案件はなく、職場はいたって平和だった…不在時の惨状が嘘のよう

1週間やってみて、とりあえず、痴呆の心配はなさそうだ

頭の働きはどうやら正常のようだが、動きはとにかく緩慢

仕方ない

 

火曜の帰り、同じビルにある親会社のSさん(とその部署の他の人たち)とエレベーターで出くわす

Sさんは、(オカシな意味ではなく)私が好意を持っている人である

向こうも「ああ、私さん」と声を掛けてくる

実を言うとしばらく会社を休んでいて…手術を受けたと打ち明ける

同情を引くために…心の貧しい女ですことw

私の緩慢な歩みに合わせてくれ、駅まで一緒に向かう(他の面々も、後ろにいるが)

あー、生きててよかったわ笑

 

従姉妹と飲んだ翌週の日曜、久々に美容室へ行く

退院したときにシャンプーしてもらおうかと思っていたけれど、土曜じゃあね…予約がいっぱいだろうと遠慮した

虫垂炎の時、家でシャワーを浴びただけで体力全て消耗した記憶があったから、他人にしてもらえることは頼みたかったのだ)

前回、入院するからといつもより短めにしてもらっていたが、暑くなってきた所為か伸びるのが早かった

何もしていないというのに、髪も爪も伸びる

髪はスッキリしたが、爪はね…特に、足の爪が

 

足の爪を切るのが、退院してから最も困難なことで、思い切り腹部を圧迫する作業だった

うわ、痛い!と声を上げたのは、これだけかもしれない

爪を切るのも、ペディキュアを塗るのも一苦労だった

頼める人がいるなら、正直、誰かにやってほしかった

靴下を履くのも結構痛くて、普通には履けなかった

 

そして、1ヶ月経過したので、久しぶりに自転車に乗ってみた!

1ヶ月ぶりの自転車は埃をかぶっていて、タイヤの空気も甘かった

駐輪場から出し、跨ってみる

恐るおそる、漕ぎ出してみたが…アカン…

椅子に座るのは平気なんです

だから、自転車も跨るのは大丈夫

ただね…ペダルを漕ぐ時に腿が上がるわけだけど、これが腹部を圧迫した

なんか、変

結局、自転車は転がしてスーパーへ行ったのだった

 

翌日が1ヶ月後検診だったから、自転車についてはB先生に判断を委ねることにした