入院3日目(手術翌日)
うろ覚えだが早朝、採血をされる
恐らく8時半?B先生が回診にやってくる
昨日の手術の話をしてくれる
筋腫?子宮は700グラム以上あり、10センチ切ったそう
大きすぎたので、2分割して摘出したと
見たいなら、写真を見せるという
だが、熱はあるし傷は痛むし汗っぽいし眠れていないし、言われたことに反射的に返事をしているだけで、正直、話の内容をロクに覚えていない
先生は保護フィルム?の上から、出血?滲出液?を確認している様子
そういえば、看護師が拡がり具合をマーキングしていた
その後、待望の!!!ドレーンを抜いてもらう
これだけで、痛みがぐっと退いた
ドレーンの穴はどうするのか…縫うのか?と見守ると、テープを貼っただけだった
何φの穴か分からないけれど、スタバのストローくらいの太さを考えていた
結構太いけど、テープで塞がるの???
「フィルムは土曜に剥がしますから」
そう言うと、先生は去っていった
その後、看護師にうがいをさせてもらい、清拭をしてもらう
そして、汗で湿った寝巻きから、新しい寝巻きに着替えさせてもらう
さらにT字帯とお別れし(結局、最後までどんな形状のものか確認することはなかった)、自分の下着に着替える
フットポンプも外され、靴下も脱ぎ捨てた
ベッドの頭の部分を起こされ、しばらくぼーっとしていると、一昨日の異国の看護師がやってきた
どうやら今日は、彼女が私の日勤担当らしい
どうにかこうにかベッドから起き上がり、点滴スタンドに掴まりながらトイレへ向かう
小水ができそうなので、カテーテルを抜去してもらう
痛いんじゃないかと怯えていたが(されるときは麻酔中だったから痛くなかったけど)、看護師がシリンジで何かを抜いたのか注入したのか分からなかったが、痛みはなく、あっけなく管は抜けた
今度はこのナースに排尿まで見られるのか…もう恥も外聞もないわ
そして、初のおしっこ…違和感があったり上手く出せないなどと聞いていたが、変な感じはあったけれど、上手にできた笑
強いて言えばその感覚は、我慢してしまって、排尿に時間が掛かる感じが近い
ベッドを元の部屋に戻してもらい、自力で部屋に帰る
なんとびっくり、隣の香水テレビさんは既に退院済みだった…はやっ!
その後、病室の隣にある談話室へスマホを運び、父と会社に電話した
起き上がって、既にトイレにも行ったと
まだふらふらしつつベッドに戻ると、直に昼食の時間になった
38時間ぶりの食事である(全量リバースしたスポドリを除く)
メニューは、舌切り雀すら見向きもしないような重湯(私の考える重湯より、成分が薄い気がする)にジョア、具のないスープ、アイスである
スープはしょっぱすぎたのでパスし、他は胃に収める
ソルデムを点滴しているので、小水は頻繁だった
だがこの日はまだ、ベッドの出入りが命がけに等しく、トイレに行くのは毎度拷問に近かった
上手に降りて上手に戻らないと、傷口が痛むからだ
また、排尿時も軽い膀胱炎のような痛みがあった
排尿の際は腹筋を使うので、傷口も地味に痛んだ
このとき気付いたが、硬膜外麻酔は腹部の他に右の臀部から太ももあたりまで効いていた
下着をおろし、便座に腰掛けるとその辺りがしびれていたからだ
反対側に効いていれば、ドレーンの痛みもそれほどではなかっただろうに…
この日も熱や血圧は頻繁に計られ、熱は上がったり下がったりを繰り返した
痛くなると嫌なので、硬膜外麻酔は積極的にプッシュしてもらった
ともかく、トイレ以外はベッドの上でまんじりともせず過ごした
(正直、この日のことはよく覚えていない…)
夕食は昼食に似たようなメニュー
固形物はなかった
そして夕方、衝撃の事実が…てっきり「おかわり」システムがあると思い込んでいた硬膜外麻酔だが、使い切ったらオシマイらしかった
そして、早くも「オシマイ」の時間がやってきた…
今晩、私は眠れるのだろうか???
夜勤の看護師に聞くと、「点滴かロキソニンですかねー」と
ロキソニンなんかで、この痛みが消えるのか???市販薬じゃん???
今朝は驚くほどの効き目があったので、点滴を所望する
案の定、23時過ぎに激痛で目が覚める
これまで痛くなかった場所が痛い
点滴をしてもらうが、思ったほどは効かない
また熱が上がったので、アイスノンも用意してもらう
今日もエアコン止まってるし、暑いし
ロキソニンももらっておくべきだった…と後悔しながらどうにか眠りに就く
背中にある、空っぽの麻酔のチューブを腹立たしく思いながら