入院7日目(手術から5日後)
独り部屋だというのによく眠れず…蕁麻疹の所為だろうか、はたまた、酷すぎる埃の所為だろうか
朝の回診のときに、蕁麻疹が全然治まらないとB先生に訴えると、ステロイドの軟膏を出しましょうと
これまでの塗り薬はなんていうか、ベタベタするものを塗っただけ、だった
肌がベタベタした分、不快さが増しただけ
下剤は飲んでいなかったが、朝と昼に緩い便が出る
同じ病棟の某診療科の手術日は木曜だったから、この日も引き続き独り部屋
大抵、患者は手術日の前日に入院する
私もそうだった
病室の平和も今日一日か
zozoで買った薄手のガウンだが、病院内を徘徊…散歩するときに役立っていた
現金はほとんど持っていなかったが、流石にセーフティボックスの鍵は掛けていた
伯母と従姉妹から見舞金ももらっていたし、カード盗まれたら困るし
鍵は腕に填められるが邪魔なので、ガウンのポケットに入れていた
Tシャツだけでいるのも、日に焼けそうだし
手術後、まあまあお腹も腫れていたし、いい体型隠しにもなった
一番の理由は、入院患者っぽさが出ることかな
パーカーには、これは出せない笑
そうそう、あれだけのものを摘出したのに、何故かお腹は腫れていた
摘出前と変わっていない
昼食はきつねそば
(退院後に思い起こしても)この食事がシャバで出るものに最も近い味だった笑
全量食べると食べすぎ(病院のご飯は150g、普段は130g)なので食事は少し残すようにしていたが、この日の昼だけは完食した
新しい軟膏(キンダベート)が届き、塗ってみた
これで治まるだろう
昼食後、看護師がアワアワしながら病室にやってきた
「私さん、サバアレルギーなんですか??」
それって、入院前にサポートデスクでも同じこと聞かれたし、入院当日に病棟に出した問診票にも書いたけどね
(しかも、サポートデスクで聞かれた内容と問診票の内容がほぼ同じって、二度手間か!?)
そう伝えると、次の食事からサバ禁って栄養科に伝えます…って
最初の問診、意味ねーわww
何のためにアレルギーの自己申告リストがあったのか…
まあ、サバで100%アレルギーが出るわけではなく、もしそういう体質だったら相当うるさく事前に話したけれど
子どもの頃にサバを食べて全身蕁麻疹が出てから食べていないので、そのときの体調の所為だったかもしれないし分量によるのかもしれない
なにせ、私の子どもの頃って今ほどアレルギーに対する認識はなかった
中学の頃、花粉症だと言っても周りからの理解は得られない時代だった…
体質的に、いろんなものにアレルギーがあるようで、体調次第で色々と反応しちゃうんだよね…今回のことだってそうだ
持っているアレルギーは、スギ、ヒノキ、サバ、日光、金属(ニッケルとか)、ハウスダスト、化繊、テープ、摩擦、コットン、化粧品などなど
その後、今度は栄養士がアワアワしながらやってきた
「お昼にお出ししたきつねそばのだし汁に、鯖節が使われていて…あわあわ」
とっくに消化したわい
アレルギーと言っても子どもの頃以来、サバは食べていないから分からないし、外食や市販のめんつゆで蕁麻疹は出たことがないから大丈夫と伝えた
そもそも、つゆは飲んでいないし(蕎麦は浸かっていたけど)
この日の夕食から、私に提供される食事のプレートに「サバ禁」と毎度書かれたのだった笑