術後2ヶ月の心境
正直、私は傷痕(術式)だけは後悔している…
腹腔鏡にすればよかったかなーって
あと、筋腫がなくなってさっぱりすっきりしていますが、子宮を失ったことにはまだ、後ろめたい気持ちがあります
子がないことが、後ろめたさの主な要因です
個人的には全然欲しいとは思っていないし、思ったこともないけれど
ただ、私という命をつないでくれた先祖とか、命に関わるような(結果論だが)病気でもなくて生活するのに支障があるレベルの症状でもなかったのに子宮を取ってしまったことに神さまに、申し訳ないなぁって思ったりもします
特に、手術に堪えた卵巣がまた機能してくれたと知った今では
特別な信仰心もないし割合と運命論者ですが、仕方ないとか、この歳で出産はないでしょ?とか、これが私の人生とか、この先より良く生きるためだとか、色々理由をつけてみますが…なんともいえない「感傷」がずーっと心の中にあるんです
誰にも言えないけれど
産もうと思えば産めたってことが、何とも言えない
心に弱いところがあるという方は、安易に子宮切除を選ばない方がいいかと
(病状にも因りますが…それに子どもがいれば、話は別かもしれない)
他に、子宮筋腫の症状を和らげる方法もあるはずなので
ただ、メリットは確実にあるんです
当たり前ですが、子宮系のがんには罹りません
昔の術式だと子宮頸がんのリスクがあったそうですが、今の術式では罹らない
(どれくらい前なのか知りませんが、以前は頸部を少し残して切除していたとのこと。B先生から聞いた。私はフェミニストではないけれど、この話にはなんとも嫌な気持ちになった。真の目的は知らないけれど。B先生も余計なことを言う方ではないので)
子宮肉腫のことを調べていて知ったけれど、子宮体がんも予後が超悪いんだって…oh…
「がんは不治の病」というのは一昔前の話だけれど、生涯で日本人の二人に一人はがんに罹患すると言われている(数値に出ている)
もっとも、がんに罹る率が上がるのは70歳以降だし、いまやがんは治る病気になりつつある
でも、やっぱり治らないがんもあるんですわ
見つかりにくいがんも
アンジェリーナジョリーが乳房切除したのも、理解しますよ
子宮頸がんについては人間ドックで毎年、検診を受けていましたが、乳がん検診は自腹で乳腺専門のクリニックに行っています(Aクリニックでは受けたことナシ)
ぶっちゃけ、区の無料検診なんて信用してないし、人間ドックのメニューは超音波のみという片○落ち(触診まである。不快なだけで、意味ないって…それで分かるって、手遅れだと思うよ?)(注:○部分は自主規制…ご理解ください…)
乳房と子宮は、女性の象徴であると思うんです
子宮は失ってしまいましたが、乳房は守っていきたい
乳がんは早期発見できれば生存率もいいようですが、ステージが進むと脳や肝臓、肺に転移するから…
がんに罹らないよう、ストレスレスな生活を送ることを心がけています
ちなみに、入院中の回復食で数年ぶりにヨーグルトを食べました…医師から乳製品を避けるように注意されているんです
乳製品摂取で、乳がんリスクが上がるらしいです
牛乳を直に飲むことはないし、ヨーグルトやアイスを食べる機会は激減しました
コーヒーも大抵ブラックです
スタバではソイラテ
初めて検診を受けたときに指摘された乳腺症は、1年でキレイに治りました
乳製品は大好きなのですが、乳房を守るためには仕方ありません